これからが始まり。
スポーツ競技を引退し、普通のOLとして過ごした一年。
不満はない。でも、どこかでワクワクが足りなかった。
そんな私が突然決めたのが「ワーキングホリデー」――30歳、今が一番若い。
英語力ゼロの私が、退職だけは決めてしまった。そんな“ドタバタの始まり”を日記に綴ります。
初心を忘れない。
はじめに
落ち着いた毎日を過ごしている。仕事も人間関係も、特に大きな不満はない。
だけど、ふとした瞬間に思う。「このままでいいのかな?」って。
刺激がないわけじゃないけど、心が躍るような“ワクワク”は減ってきた。
そんな時に頭をよぎったのが、「今しかできないことってなんだろう?」という問い。
いろんな選択肢がある中で、ピンときたのが ワーキングホリデーだった。
海外に住んで、異なる価値観の中で働いてみる。
そんな経験は、時間と体力がある今じゃないとできない。
「30歳」と言うけれど、今の私が人生でいちばん若い。
だったら、やってみよう。思いつきでもいい。ドタバタでもいい。
その一歩を踏み出すことで、何かが変わる気がしている。
勉強はまだ。でも会社は辞めることにした
ワーホリに行こうと決めたのは、突然のようで、実は静かに積み重なっていた気持ちの延長だった。
昨年、ずっと打ち込んでいたスポーツ競技を引退した。
燃え尽きた…というよりは、やり切ったという気持ちの方が大きかった。
その後は、普通のOLとして1年間を過ごした。穏やかで安定した毎日。
だけど、どこかで「このままでいいのかな?」と感じ始めていた。
変わり映えのない日々に、少しだけ“刺激”が欲しくなってしまった。
そこで、自分に問いかけてみた。「今しかできないことって、なんだろう?」
たどり着いた答えが、ワーキングホリデー。
海外で暮らして、働く。知らない土地で自分を試してみたい。
そんな思いがふくらんで、「やってみよう」と決めた。
まずは、会社に退職の意思を伝えた。
これまでずっと競技のことも理解してもらって助けてもらった職場。
好きな職場を離れるというのはとても心苦しいけど、思い切って打ち明けた。
上司も、「新しい挑戦を応援するよ」と背中を押してくれた。
ただ、英語の勉強は…まだほとんど手をつけられていない。
日常会話や旅行英語くらいは聞き取れるようになりたいけど、何から始めていいか迷っているのが正直なところ。
でも、まず“あとがない状況”だけは作った。
退路を断つことで、自分にスイッチを入れたつもり。
半年後、私はオーストラリアにいる。まだ何も整っていないけれど、もう進むしかない。
不安しかないけど、やらない後悔はしたくない
本音を言えば、不安だらけだ。
英語もまだできていない。オーストラリアでの生活も、仕事探しも、想像がつかない。
“思いつきで決めた”と言ってしまえばその通りだし、準備不足なのも自覚している。
でも、逆に言えば――
こんな不安な状態でも「行く」と決めた自分を、ちょっとだけ誇らしくも思っている。
今までの私は、何かを始める前にちゃんと準備して、納得してからじゃないと動けなかった。
でも今回ばかりは、「やらない後悔だけはしたくない」という気持ちが勝った。
動いてしまえば、何かが変わる。
全部を完璧に整えてからじゃなくても、なんとかなるかもしれない。
そんな希望に賭けている。
もちろん、不安はこれからもっと増えるかもしれない。
だけど、やらなかった未来を想像する方がずっと怖い。
「やっておけばよかった」って後悔する自分を想像したら、今の不安なんて小さいものだ。
この半年、どこまで準備できるかは正直わからない。
でも、私はもう一歩を踏み出した。
だから、この先もきっと、自分で道を切り開けると信じてる。
30歳での挑戦に意味がある
「もう30歳だから」
そう言われることが増えたし、自分でもそう思ってしまう瞬間がある。
20代とは違う責任や立場、まわりの視線。
安定を選ぶことが“正解”みたいな空気も、どこかで感じていた。
でも、「まだ30歳」だって思ってもいいはずだ。
年齢を言い訳にして、本当にやりたかったことを見送るのは、もったいない。
これまでずっと、何かに打ち込んできた。
スポーツに夢中だった日々も、働いていた日々も、どれも私にとっての“挑戦”だった。
そして今、次の挑戦として選んだのが“海外で働いて生きてみる”という選択。
誰かと比べて早いとか遅いとかじゃない。
30歳でのワーホリが、私にとっての「ちょうどいいタイミング」なんだと思う。
大人になったからこそ、見えるものもある。
遠回りした分、感じられるものもきっとある。
だから私は、このタイミングでの挑戦に、意味があると信じている。
おわりに:この日記を通して伝えたいこと
この日記は、何か特別な成功体験を書くためのものじゃない。
今の私は、英語もできないし、準備もまだまだ。
それでも、「やってみよう」と思った気持ちだけは本物。
30歳での挑戦。
完璧なタイミングじゃないし、不安もいっぱい。
だけど、**「やらない後悔だけはしたくない」**という想いが、今の私を動かしている。
この記録が、いつか振り返ったときに「ここから始まったんだな」と思えるような、原点になればいい。
そしてもし、これを読んでくれている誰かが
「自分も一歩踏み出してみようかな」って、少しでも思ってくれたら、嬉しい。
動き出したら、景色が変わる。
不安と一緒に、それでも進む。
そんな自分を信じて、これからの半年、しっかり記録していこうと思う。


